箏・尺八・三味線教室合同演奏会2025に参加させていただきました。
写真は物販のCDとキーホルダーです。
神谷舞教室、田辺明教室、神永耀山教室合同の演奏会、通称おさらい会に参加するのは4回目、でしょうか。
部活動から約10年ほどのブランクを経て、神谷舞箏教室に通い始めて早5年?ぐらい笑
『禍を穿つ』(沖政一志)
『春の海』(宮城道雄)、『螺鈿』(沢井忠夫)
『壱越』(山本邦山)
過去にはこれらの曲を演奏してきて、今年は
『古典的嬉遊曲』(沢井忠夫)、『清水楽』(宮城道雄)
の2曲で参加させていただきました。
先生と曲決めしたのが3月ぐらい。その直前までソロ曲の『五十鈴川』と『祭の太鼓』(宮城道雄)を練習していたので、初級から中級の合奏曲ならいけるやろみたいな安易なノリと勢いで2曲申し込みました。
古典的嬉遊曲は最初の拍の取り方が、まあ、わからん笑。特に最初の1ページ!
楽譜を見ても答えは出ないので音源を頂き、それを聞きながら合わせて弾くっていうことを繰り返して何とか。合同練習でも他と合っているのかズレているのかもわからん状態で、落ちても落ちなくても最後まで行くと力が抜けて笑います。
清水楽はトンカラテンがもうね、ガッチガチ。何度弾いてもコレじゃない感がすごいんです笑。
始めの合同練習では緊張もあったけれど、何が何だか分からなくなって、もうどうすればいいか。とりあえず一緒に弾くことに慣れようと思って、テンポが早いけれど音源に合わせて弾く練習を古典的喜遊曲と同じようにして。
早く弾くことでリズムに乗れたというか、続けてきたものがハマる瞬間っていうのを感じて、いつになく練習が楽しくなっちゃって。
それでも最後の1週間は気が気じゃなかったです。本当に。
1週間前のリハーサルでは難しくもなんともないところで落ちるし、戻っても半拍ズレてるし。
「抜群の安定感」とお褒めの言葉もいただいてましたが、「今間違えておけば本番じゃ絶対に間違えないから大丈夫」っていう言葉を体現するかの如く家での練習では間違えるところが毎回違うし。
毎年、舞台上で楽譜通りに間違えず弾ききったことはないけれど、発表の場があるのは練習のメリハリになるのでいい刺激と達成感をもらっています。
長丁場の演奏会で一曲だけの参加は、まあ、寂しいものがあります。もちろん、他の方の演奏を見て聴いて心躍るものはありますが、1曲だけじゃつまらないというのも、正直な気持ちとしてあります笑。
せっかく他の人と演奏ができるのだから、この機会は活かさないと。
普段はプロの箏奏者でもある神谷先生のレッスンでマンツーマンなので、尺八や三味線との合奏は格別の楽しさがあります。仕事の都合上、合奏クラスには入れないので、演奏会でもないと本当に同じ趣味の方って会わないんです。コミュニティが狭く人見知りでもある私の様な人間は特に笑。
何なら今でも母親には箏教室を自分で探した結果、通い続けていることにも驚かれています。
「よく見つけたよね」「どうやって探したの」って。
でも「昔からそうだった」とも。
何で知ったか今では覚えていないけれど、箏やりたさに中学も選んで高校でも続けて。
大人になってまたやりたいって思って、早々に神谷舞先生のホームページhttps://maikamiya.com/にたどり着いたのは本当に、今でも幸運だったと思っています。
清水楽では先生と並んで着物を着て演奏しました。
去年同様、華やかなサーモンピンクの色無地が今年も大活躍。様々な方から着物へのお褒めの言葉もいただきました。
1年に1度の発表会でしかお会いしない方々。
袴や浴衣を着て演奏会に華をくれる、レベルが高すぎるジュニアの子たち。
演奏会常連でベテラン奏者の方々、始めたばかりの方々。
根気強く指導してくださった先生方。
暑い中、お疲れさまでした。聞きに来てくださった方々もありがとうございました。
また、来年。

今年もまた会いましたねって、来年も言える自分でいたいと思います。
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