私の着付け教室の選び方

着物雑記
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着付け教室と言ってもひとつふたつではありません。テレビコマーシャルで見るような無料のもの、呉服店が行っている無料のもの、資格も取れるような有料なところ、個人で行っているところ等様々です。

・振替ができる。

・着物をレンタルできる。

私が着付け教室を選ぶ基準として譲れなかったのは上記の二つでした。

着物を自分で着たいと思ったときに有料か無料かは、はじめはあまり気にしていませんでした。なので、最初は市内で開催されていてテレビコマーシャルでも有名な、誰もが聞いたことのある無料着付け教室に申し込んだんですけど、ちゃんと見てみると開催曜日はホームページに書いてあるけれど、振替のことは何も書いていなかったんですよね。書いていないからわからないけれど実際にやっているかもしれない。

でも、書いてないということも情報なんですよね。

シフト制の不規則な仕事をしているので、決まった曜日だけしか通えないところは続かないと思って選択肢から外しました。申し込み後に気づいたので、キャンセルさせていただきました。

次にレンタルができるかどうか。

着物を着れるようになりたい。自分の着物を買う。そう思っていても教室を探していた時は手元に着物も帯も長襦袢も何もないので、ほぼ手ぶらで行けるのは本当にありがたかったです。手ぶらで行けると言っても長襦袢の下に着る、下着となる肌襦袢や裾よけ、足袋は持参ですからね。それも初回にプレゼントというか、受講料の中に入っていたと思うんですけどそれはとても助かりました。

もう一点、着付け教室を探していくうちに疑問に思ったのは、直接人に教えてもらうことを選んでいるのに無料で本当にいいんだろうかというところです。そういう疑問も持っていたからこそ、無料の教室をキャンセルするのに躊躇はありませんでした。

着付けも動画サイトで無料で見れる、提供できる時代に、態々人が無料で直接教えるには理由があります。無料の着付け教室で人の時間をもらうけれど、じゃあその時間のお金(給料)はどこから出ているんでしょう。

自分の時間も人の時間も無料じゃないですよねって、今なら言えます。

もちろん、悪い噂のある無料の着付け教室をすべて肯定するわけじゃないけれど、需要と供給が噛み合っていないと、そりゃ違うよねってなります。でもやっぱり無料って、足踏みしている人にとっては本当にハードルが低くて行きやすくて、メリットも大きい。無料である理由を承知の上で行くのであればいいのかな。

着付け教室を探すときは賃貸を探すときのように、自分の目的と譲れない条件を出してみて、そこから探すのもありかなと。個人がいいのかグループがいいのか。有料か無料か。レンタルができるかどうか。資格取得できるか。通い続けるのに苦ではない距離にあるのか。販売会があるかどうか。自分が出したすべての条件に一致する場所があれば万々歳ですが、とりあえず行ってみる、というのもありですよね。自分に合わなければ、行かなければいいだけです。

アレコレ考えるだけで着物を着られるようになれれば一番いいんですけど笑。

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